- 2009年6月 9日 09:34
- Category: 多分駄文
歳をとるにつれて虫を怖いと思うようになって来た。車の窓を少し開けて走っていたりするとたまに虫が車内に入り込んで来る。追い出そうとして半パニック状態になって車が蛇行してしまうこともしばしば。蜂はおろか、蛾、果てはテントウ虫ですらパニクってしまう。
いつからこんななってしまったのだろう。虫はグロい。虫の存在自体が脅威であり驚異に感じる。カブトムシを摘んだ時の、想像以上に固く、そして力強い「体のよじれ」感というものを男の子だったら誰でも知るところだと思うけど、今では「なぜ、あんなもんにあんな力があるんだ」と考えてしまい、そのこと自体がとても「怖い」ことに思えてしまう。
なぜ、虫を怖いと思うようになってしまったのだろう。一言で言えば「人間社会に毒されてしまった」からなんだと思う。月並みだけど。で、これはどういうことを意味するかと言うと、なんでもかんでも人間社会の考え方でものを見てしまうということ。だから、逆に、子供時代のように無邪気に虫を殺すということもできなくなってしまった。理由はシュバイツアーの伝記を読み「生命の尊さ」を学んだから......うそ。そうではなくて、「人様に、迷惑や危害を加えてはなりません」という人間の大人的発想で虫のことも見てしまってるからなんだと思う。
虫のことを怖いと感じるようになったことが「大人になった証」で良いことなのか、あるいは童心を忘れてしまって良くないことなのか僕にはわからない。ひとつだけ言えることは、虫を虫として素直に単純に見ることができなくなり、その前に幾つかの思考を挟んで見るようになってしまっていることは確か。
「童心にかえる」と言う言葉があるけど、その言葉の本当の意味が分かってきた今日この頃。今年の夏は、道志村にクワガタムシでも捕りに行くかな...。夜ともなると、外灯にたくさん集まって来るんだよ。ミヤマクワガタなんか捕れると、けっこうイイ値段になるんだよね...って、そういうことを「毒されている」と言うんだっけ!!
もう、戻れないのかな?童心に......。
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